ピアスホール拡張のやり方やどの程度の痛みなのか等を解説
ピアスをしているとホールトゥピアスをしてみたくなったり、ラージホールにして色んな種類のピアスをつけてみたいと思うものです。
そこで必要になるのがピアスホールの拡張です。
今回はピアスホールの拡張のやり方やどの位の痛みがあるものなのか、また拡張をする際に必ず知っておくこと、やってはいけないことなどについても説明していきます。
スポンサードリンク
拡張とは?拡張後につけることができるピアスの種類
ピアスホールの拡張とは一旦開けたピアスホールのサイズを器具(拡張器)やピアスを使って大きくすることを言います。
ピアスホールを拡張することで様々な種類のピアスをつけることができるようになります。
多いのがトンネルと呼ばれる種類のピアスをつけている方ですね。
それでは少し拡張後につけることができるようになる主なピアスの種類をみてみましょう。
フレッシュトンネル
フレッシュトンネルは中心が空洞状に一直線に見えるのが特徴です。
ネジで止めるタイプが主で、ピアスにも厚みがありインパクトが強いピアスですね。
またホールトゥピアスをする際にも通しやすいのでオススメです。
シングルフレア
シングルフレアとは片方が末広がりの形状になっていて後ろ側にキャッチとしてOリングがついています。
ダブルフレアに比べるとつけやすいですが、Oリングをなくさないように注意しましょう。
ダブルフレア
左右どちらの口も末広がりの形状になったタイプがダブルフレアです。
そのままつけるのでOリングなどのキャッチはありません。そのためつける時は若干の窮屈さがあります。
ホールトゥピアス(トンネルにCBRをいれるパターン)
ホールトゥピアスは上記いずれのピアスでもかまいませんが、例えばフレッシュトンネルにCBRなどのリング状のピアスをいれたものをいれます。
CBRがユラユラと動くのがおしゃれですね。
ピアスの拡張を行う前に確認すること!
ピアスの拡張をする前に知っておいてほしい事があります。
それは「大きく拡張したピアスホールは塞がらない」ということです。
拡張したピアスの穴は外したからといって穴がなくなることはありません。
軽い気持ちで開けて後で「しまった」と思ってもどうしようもないです。
もしあなたが将来にピアスの穴が開いていると後悔する可能性がある。(例えば大事な面接や仕事など)
というのであれば拡張はやめておきましょう。
しっかりと自分で納得したうえでピアスの拡張はするようにして下さい。
ピアスの拡張をする前の準備
それではピアスの拡張のやり方についてご説明しますが、
ピアスの拡張について説明する前にピアスを拡張するにはピアスホールが十分に完成していることや、穴が良好な状態である必要があるのです。
拡張する前にピアスホールの状態の確認
もし以下の事に当てはまらないようであればピアスの拡張は暫くの間まちましょう。
- ピアスの穴の端の角がなくなり丸みを帯びている
- ピアスを開けてから3ヶ月から半年程度経過している(目安)
- 炎症や腫れ、痛みなどがない
- 血液や体液などが穴からでていない
- 2つ連なって拡張する場合は1つ目の拡張が終わってから2〜3週間程度経過している
一番上のピアスの穴の縁の角がなくなっているというのは、ピアスホールが完成すると新しく皮膚ができるので穴の縁が若干凹んだかたちになるのです。
経過日数ですが上記の3ヶ月から半年程度というのはあくまで目安です。
もし炎症や血液などがでているような状態であれば拡張する段階ではないのでやめておきましょう。
また2連、3連のピアスホールを拡張する場合は1つがきちんと完成してから次のピアスを開けて下さい。もし1つ目にトラブルがあったまま2つ目の拡張をおこなうとさらに症状を悪化させてしまう恐れがあります。
ピアス拡張前には消毒をする
ピアスを拡張する時に必要なのが自分の手、ピアスや使う道具、ピアスホールの消毒です。
拡張するとピアスや使う道具、手などと直接肌が触れ合いますので、できるだけ清潔な状態にしておきましょう。
不潔な状態だと感染症や炎症を引き起こす可能性もあります。
手の消毒はハンドソープで洗い、ピアスや道具、ホールの消毒はピアス専用の消毒液を使用して消毒をしましょう。
市販の消毒は使わないようにして下さい。(マキロンなど)市販の消毒液は刺激が強すぎるため逆によくありません。
ピアス用に低刺激にしてあるタイプの消毒液を使うようにしましょう。
スポンサードリンク
インサーションピンとピアスで拡張する方法
ピアス拡張のやり方は2つのやり方があります。
1つはインサーションピンを使いピアスで拡張する方法、もう1つ拡張器(エキスパンダー)を使う方法です。
まずはインサーションピンを使ってピアスで拡張する方法について説明をしていきます。
それでははじめに使う道具を準備しましょう。
ピアスで拡張する時に準備するもの
- インサーションピン・・・ピアスをスムーズに交換するためのもの
- 拡張したいピアス・・・1サイズ大きいものにする(欲張らないこと)
- 軟膏・・・ドルマイシン軟膏、テラマイシン軟膏など
インサーションピンは拡張したいピアスをなめらかに交換できる道具です。
また拡張するピアスの大きさは1サイズまでにしておきましょう。いきなり数ゲージ大きくすると皮膚が裂けてしまったりトラブルの原因になります。
また軟膏をつけることで交換をよりスムーズにおこなえます。
ピアスで拡張する手順
- インサーションピンの先に軟膏をつける
- ピアスホールにインサーションピンを通していく
- 7、8割通過したらインサーションピンのお尻にピアスをつける
- インサーションピンを通し、そのままピアスを装着
特に難しい手順というのはありませんが、もし痛みが強い場合は拡張を中止しましょう。
もし拡張できなかった途中でどうしても通過しなかったという場合などのトラブルへの対処方法は後ほどご説明します。
拡張器(エキスパンダー)を使い拡張する方法
拡張器を使ってピアスを拡張する際の準備物
- 拡張器(エキスパンダー)・・・形状や素材は好みでOK
- 軟膏・・・ドルマイシン軟膏、テラマイシン軟膏など
拡張器にも様々な素材や形状があります。
例えば素材であばサージカルステンレスやアクリルなど、形状であれば象牙のような形をした「クロー」やツノの形をした「バッファロー」などです。
これらはアレルギーなどがなければいずれのものでもOKです。ちなみに拡張器はドン・キホーテや通販で購入することができます。
拡張器を使ってピアスを拡張する手順
- 拡張器の先に軟膏を塗る
- ゆっくり拡張器を通していく
- キャッチ(Oリング)で固定
- 1週間程度つけたままにし、ピアスを交換する
こちらもほとんどピアスで拡張する方法と同様です。
拡張器の良い点は拡張がじわじわとおこなえるので無理がないという点です。
また拡張器自体もファッション性が高いお洒落なものも多いのも良いですね。
ピアスを拡張するとどの程度痛いのか
ピアスの拡張による痛み、これは個人のさじ加減によるところが大きいのが本当のところです。
無理矢理に大きなサイズの拡張をすれば当然痛みや炎症が強く出るでしょう。
ただ通常通り1サイズずつ大きくしていき、ゆっくりと無理矢理な拡張をしないということを守ればひどい痛みや炎症などはでることが少ないです。(ただ大きいサイズになると負担がかなりでてきます)
もし激しく傷んだりかなり分泌物がでたりしたというのであれば無理な拡張であった可能性が高いですね。
ですからピアス拡張の痛みはゆっくりと適切に拡張をしていけばそこまで強いものではないということです。
どの位の期間経てば再度拡張してもいいの?
一度拡張すると早く大きいサイズのピアスにどんどん交換していきたくなるもの。
ですが早まってはいけません。
ピアスの拡張がきちんと終わっていない段階でどんどんホールを大きくしていくと傷口がグチャグチャになり失敗します。
拡張が1度終わったら「最低でも2ヶ月程度」は辛抱しましょう。
無理矢理な拡張は良い結果をうまないのでやめましょう!
ピアスが途中までしか通らない場合の対処方法
ピアスが貫通セず途中までしかいかない場合の対処方法ですが、強引にやると皮膚が裂けたりひどく腫れたりする恐れがあります。
そのため通らないからといって力ずくで通すのではなく、今から説明する方法を試してみて下さい。
耳は裏側の方が伸縮しにくくピアスが通りにくいので、最初に耳の裏側からピアスをいくらか通していき、その後に表からピアスを通してみて下さい。
別の方法としてピアスで拡張をしようとしていた場合は拡張器を使って拡張をするとスンナリ行く場合があります。
まとめ
ピアスホールの拡張方法について書いてきました。
拡張する際の参考になれば幸いです。
それではここまでありがとうございました。
スポンサードリンク