【耳に開ける軟骨ピアス】全10種類の位置と名前を総まとめ
軟骨ピアスといっても一般的なものではヘリックスやトラガス、あまりメジャーではないスナッグなど開ける位置によってたくさんの名前、種類があります。
今回の記事ではこれら耳に開ける軟骨ピアスに限り名前や位置について全10種類をまとめてみました。
それぞれの軟骨ピアスの開け方については、
「軟骨ピアスの開け方をヘリックスやトラガス等位置ごとに解説」
の記事にまとめてあるので興味がある方は是非ごらんくださいね。
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耳の軟骨ピアスの位置と全体図
1つ1つの位置をご紹介する前に、まずは耳の軟骨について全体図をみて見ましょう。
耳のピアスで最も一般的なのがイヤーロブで、イヤーロブは軟骨ではなく耳たぶの位置に開けるピアスのことを言います。
今回はそれ以外の10箇所の軟骨部分についてご説明をしていきます。
こうしてみると本当に軟骨ピアスの種類って多いなあと感じますよね。
ヘリックス
ヘリックスは耳輪とも呼ばれ、耳の一番外側部分にある軟骨で耳たぶに次いで開ける人が多い位置で、
有名なところだと歌手のaikoさんや女優の沢尻エリカさん、木村カエラさんなど芸能人でヘリックスをしているも数多いです。
またヘリックスは軟骨の面積もある程度あり、はっきりとみえる位置にあるのでピアッシングしやすいのも人気の秘密ですね。
ヘリックスの位置
ヘリックスの位置は下の画像のように、耳の一番外側に位置し縁となる部分の軟骨のことです。
ヘリックスにはストレートバーベルかCBRなどのリングタイプのピアスが人気です。またピアスホールが完成するまではおよそ6ヶ月から1年程度かかります。
アンテナ
アンテナとはヘリックスに開けるピアスの一種になります。
アンテナの位置
アンテナはヘリックスの一番上の位置、頂点部分につける軟骨ピアスのことを言います。
上の画像だと青い部分がヘリックスで黒い斜線部分がアンテナになります。
はじめてヘリックスに開ける場合アンテナに開ける方も多いですね。
トラガス
軟骨ピアスの中でヘリックスと並んで人気が高いのがトラガスです。
つけている人が非常に多くワンポイントでつけていると可愛くオシャレに見えるトラガスですが、面積が小さい分ヘリックスと比べるとピアッシングは若干難しいです。
トラガスの位置
トラガスの位置は耳の入口の顔側にある、山なりに出っ張った部分になります。
人によってトラガスの凹凸の状態というのは異なり、でっぱりがほとんどない人やジグザグに山が出ている人など様々です。
穴を開ける位置は凹凸から約4ミリ程度、顔側の部分になります。トラガスは面積が小さくピアッシングには16Gが良いですね。
アウターコンク
アウターコンクも軟骨ピアスの中では比較的開けている方が多い部位だといえます。
ヘリックスと同様にピアッシングしやすかったり、見えやすい位置にあるのも人気がある理由かもしれませんね。
アウターコンクの位置
アウターコンクの位置はヘリックスから少し内側にいった、平らになった軟骨部分になります。
比較的面積も大きく、隠れていないためピアッシングはやりやすいです。
耳の外側にピアスがくるので、ピアスの形状によっては服などが引っかかりやすいことがあるでしょう。
インナーコンク
インナーコンクにはCBRをつけている方が結構多いですね。
耳の深い所、耳の真ん中部分にあるのがインナーコンクです。
インナーコンクの位置
インナーコンクは概ね耳の真ん中ほどに位置し、耳の軟骨でも一番硬い部位になります。
別名としてコンクという名称で呼ばれることもあります。
ピアッシングの難しさは、インナーコンクは軟骨が硬いのでヘリックスやアウターコンク等と比べると少し難しいと言えるでしょう。
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ロック(ルーカス)
ロックはルーカスと呼ばれることもあります。
ロックも軟骨ピアスの中では比較的人気が高いピアスです。
ロック(ルーカス)の位置
ロックは耳の上部に位置する山折りになっている部分の事を言います。
角度的にやりやすい場所ではないのでピアッシングはむずかしい位置と言えるでしょう。
また人によってはこの山折り部分の凹凸が少ない場合もあるので、そういった場合はピアッシングも難しくなります。
インダストリアル
インダストリアルは軟骨ピアスの中でもインパクトが最も強いピアスと言えるでしょう。
耳にピアスが突き刺さっているような印象がありますね。
インダストリアルの位置
インダストリアルは2つの部位を1つのピアスで貫通させるタイプのピアスになります。
種類は組み合わせによって数多くあり、基本的なものでは、「ヘリックス✕ヘリックス」や「ヘリックス✕耳たぶ」などの組み合わせがあります。
2つを貫通させるので、角度などの位置を決めたりするのが難しく、セルフでおこなうのはかなり難易度が高い部位ですね。
ダイス
ダイスは他の部位の軟骨ピアスと合わせて開けている方も多い部位になります。
ダイスの位置
ダイスはロック(ルーカス)の更に下にある山折りになった部分の事を言います。
耳の穴の入口の上部にある山折りになった位置といっても良いかもしれません。
こちらもロック(ルーカス)と同様にピアッシングの角度などやりにくい位置にあり、セルフでおこなうのは非常に難しい位置になります。
アンチトラガス
アンチトラガスにピアスをしている方の割合は少ないので、個性を出したいのであればオススメの部位です。
アンチトラガスの位置
アンチトラガスの位置は部位的にはトラガスの反対側、イヤーロブ’の上側に位置します。
アンチトラガスにピアッシングをするとイヤホンをつけるとき等に傷んだり邪魔になる場合があるので、納得してからピアッシングしましょう。
スナッグ
スナッグは開けている方が非常に少ないのが特徴です。
その理由としては非常に晴れやすく、安定しにくい箇所だからというのが主な理由です。
スナッグの位置
スナッグの位置は耳たぶの上の突起部分、または耳の入口と縁の間の部分になります。
スナッグは特に晴れやすく排除されやすい場所で、またピアッシングも非常にしにくい箇所となります。
はじめて軟骨ピアスを開ける場合は他の部位を試してからスナッグに挑戦したほうが良いでしょう。
まとめ
様々な軟骨ピアスの種類についてみてきましたがいかだでしたか?
軟骨ピアスは開ける箇所によって見え方も違えば開ける難易度も異なります。
はじめて開ける際はヘリックスやアウターコンクなど比較的ピアッシングが楽な位置を選んでおくと良いでしょう。
スナッグなど突起部の難しい箇所に挑戦する場合は病院などで相談してからにしたほうがいいですね。
それではありがとうございました。
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